生地のこだわり
金彩刺繍（きんさい）
金彩刺繍は、金糸や金箔を用いて模様を描く装飾技法です。花や鳥、吉祥文様などを華やかに表現し、着物や裳袴に豪華さと格式を添えます。光を受けて輝く金彩刺繍は、特別な行事やお祝いの席にふさわしい華やかさを生み、子どもの健やかな成長や幸福を願う意味も込められています。
デザインのこだわり
花の配置や色合わせ
このアレンジメントの主役は、サーモンベージュのカーネーション。その花言葉「無垢な愛」は、新たな生命を祝うのにぴったりです。柔らかな色合いは赤ちゃんの温もりや純粋さを感じさせ、見る人の心に優しさを届けます。ベースにはライトクリームイエローのユーロシルクを使用し、明るさとエレガントさを加え、温かい雰囲気を醸し出しています。さらに、ゴールドラメ水引が煌めきを添え、日差しのような美しさを演出。サーモンベージュとライトクリームイエローの調和が、モダンで温かい印象を与え、愛情と祝福を込めた心に残る一品です。
素材のこだわり
国産栓の天然木
国産の栓（せん）は、美しい木目と温もりある質感が魅力の天然木です。耐久性に優れ、経年とともに味わいを深めます。台座や屏風などに使用することで、自然素材ならではの落ち着いた風合いと上質感を演出し、雛人形全体をより品格ある印象に仕上げます。
AGC製3mmガラス（通常は2mmが多い）
通常2mm厚が一般的な中、当店ではより高品質なAGC製3mmガラスを採用しています。厚みが増すことで強度と安全性が高まり、透明度の高いクリアな美しさを保ちます。大切な雛人形を守りながら、高級感のある見栄えを実現しています。
ブランドについて
生まれてきてくれた喜びと、お子様の幸せな成長を見守るご家族の想い。 その温かな「祈り」を伝統を守る一流の職人の緻密な手仕事で、ひとつの形にします。私たちが大切にするのは、お節句という文化の本質を守り継ぎながら、現代の暮らしやインテリアに美しく寄り添うこと。毎年飾るたびに家族の笑顔があふれ、一緒に過ごす喜びを感じていただける。 そんな幸せな時間にずっと寄り添う節句人形です。
職人紹介
雛人形師 上中翔太
最年少雛人形師 （26歳）
大学時代に信楽焼と出会い伝統工芸に魅了される。
卒業後は1年間世界を旅し、各国の職人や伝統工芸に触れる中で、日本文化の素晴らしさを再認識。
帰国後、静岡で60年以上雛人形を作り続ける名匠に弟子入りし、現在は古典雛・祈りドールの制作を手がける。